カブ吉くん 日常メンテナンス

 皆さんこんにちは、スーパーカブ耐久チャレンジの管理人です。

 

 今年のお正月は、珍しくジョニーさんがお節料理を肴に飲んだくれており、ほとんどカブ吉くんと出掛けるという事がありませんでした。

 当然走らなければ、メンテナンスの必要はありません。いつもの年であれば、だいたい1月2日~3日あたりでショートツーリングなどに出掛けて行く事が恒例となっているのですが、今年はにこにことテレビを見ながら朝からお酒を飲んで酔っぱらっているという、実に由緒正しい正月の過ごし方をするジョニーさんでしたので、走りにいけないカブ吉くんはちょっぴり寂しそうでした。

 とは言いながらも、1月7日からようやく仕事もはじまり、ジョニーさんもやっとエンジンが掛かってきたようです。カブ吉くんと出かける機会も徐々に増え、ようやく昨日、今年初めてカブ吉くんのメンテナンスを実施したようなので、その様子をご報告いたします。

 

1月12日(土)メンテナンス内容

①前後タイヤ 空気圧調整

②ドライブチェーン給油

③ブリーザドレン清掃

④エンジンオイル量点検

以上、4点のメンテナンスで、所要時間は15~20分くらいとなります。当然、整備をするのはジョニーさんなので、料金無料のメンテナンスとなります。

 

 ジョニーさんは一週間でだいたい3~400kmくらいを走るので、週末がお休みの時は必ずカブ吉くんのメンテナンスをしています。今の時期の通常メンテナンス項目は、①~③となります。しかし、③のブリーザドレン清掃は気温の低い今の時期だけの点検整備で、気温が上がって来る4月中旬以降は、未燃焼ガスが液化したものもほとんど溜まらなくなるbので、③の整備はほとんどなくなるようです。

 ④のエンジンオイル量の点検にしても、昨年の12月にオイル交換をしてから、ちょうど1000kmくらいの距離を走ったので『ちょっと、確認しておくかな』といった感じで実施したものです。しかし、ここのところカブ吉くんは若干エンジンオイルを消費するようになって来ているので、今後このメンテナンス項目は必須項目となるかもしれません。

 

それでは、ジョニーさんが実施した各メンテナンスの内容をご報告致します。

  • ①前後タイヤの空気圧調整は、朝の気温の低い時間帯で、走行前に実施します。昼間は気温が上がるので、今回もジョニーさんは朝7時に調整していました。そして、基本的には標準空気圧を目安として調整をします。なぜ目安なのかというと、このJA07型スーパーカブの前輪175kPa、後輪200kPaという値は、あくまでメーカーの指定するタイヤサイズ及び荷重指数のタイヤを装着して、体重55kgのライダーが乗る事を前提にした空気圧だからです。純正以外のタイヤ銘柄やサイズを使用していたり、ライダーの体重が重かったり、積載する荷物があったりすれば、当然タイヤの空気圧は変わるものなのです。ちなみに、今回のカブ吉くんの空気圧は、ここのところ常時前後にちょっとした荷物を積んでいる事やジョニーさんの体重が最近若干増え気味な事を考慮して、前輪190kPa、後輪230kPaに調整されたようです。
  • ②ドライブチェーン給油に関しては、今回ジョニーさんはドライブチェーンカバーを外さずに給油していました。ロアカバーの丸いゴム蓋を外し、歯ブラシにオイルを付けてチェーンに給油する方法です。カバーを全部外して整備するのは、2000kmに一回くらいだと思います。通常はこのやり方です。とにかく油分を切らさないという事が、一番大事なこととなります。チェーンをそういう状態に保っていると、初期伸びが終わった後はチェーン自体がほとんど伸びなくなります。250ccクラス以上の、それなりにパワーを持っているマシン達では厳しいかも知れませんが、110ccのカブ吉くんの前後スプロケットとドライブチェーンは、このメンテナンスの方法で新車装着の純正品が20万キロを超えた現在も使用されています。
  • ③ブリーザドレン清掃に関しては、この時期とにかく未燃焼ガスが液化したものが溜まるので、ジョニーさんは頻繁に排出と清掃をしています。本来、このブリーザドレンチューブは『1年点検整備項目』になっていて、取扱説明書では『エンジン性能を維持する為には、定期的な清掃が必要です』と記載されています。そして、具体的な表記としては、『ブリーザドレン内の堆積物を取り除きます』と書かれています。しかし、ここで注意しなければいけない事があります。この『堆積物』といういかにも何かちょっと固そうな物を連想させるかのような表記が結構くせものなのです。言葉だけでイメージすると『1年に一回、なんかネチョネチョドロドロした物が堆積した場合に清掃するくらいでいいのかな?』っていう気になってしまうところです。実際、ジョニーさんも最初はそう信じ込んでおりました。夏の時期には一切何も溜まらずに、冬の寒い時期になると未燃焼ガスが液化したものがどんどん溜まっていくのです。『ありゃ? なんかドンドン溜まってるけど大丈夫なのかな~?』などとブツブツ言いながら、心配そうにブリーザドレンチューブを見つめているのです。でも、ここは『1年点検整備項目』であるというのが頭の中にあるので、まだそれを外して排出しようとはしません。そして、ここにもう一つジョニーさんが中々整備の手を出さなかった理由があります。それは、『まぁ、エアクリーナケースに溜まっても、この隣の黒いドレンから出て来るんだよな』というものです。そうです、このスーパーカブ110のエアクリーナケースから出ているブリーザドレンチューブのすぐ手前に、なんともう一つ黒いゴムのドレンプラグがあるのです。これはいけません、ジョニーさんは完全にこのワナにはまってしまいました。『それにしても、ブリーザドレンチューブはとっくの昔に一杯になっちゃってるけど、全然何にも出てこないな~』などと言いながら、それでもまだチューブを外そうとはしませんでした。もし皆様の中に、このジョニーさんと同じようにお思いの方がいらっしゃいましたら、くれぐれもお気をつけ下さい。その二つのドレンは、エアクリーナエレメントを境にして、透明のブリーザドレンチューブはエアクリーナケース(エンジン側)に付いており、黒ゴムのドレンはエアクリーナカバー(外気側)についているのです。この黒ゴムのドレンは、外気を吸入する際に、一緒に入った雨や水を排出するためのものです。この二つのドレンのあいだには、エアクリーナエレメントが壁のように立ちはだかっているのです。ですから、基本的にはケース側で溜まった液体が、カバー側の黒ゴムのドレンから出る事はありません。他のカブ乗り達の話しを聞くと、エアクリーナエレメントがびしょびしょになっていたり、エアクリーナケースを開けた瞬間に、ドバ~っと水が溢れ出したりする事があるようなので、それがイヤなジョニーさんはこまめにチェックをして、排出と清掃をするのだそうです。
  • ④エンジンオイル量は点検した結果、今回はレベルゲージのアッパーレベルまでちゃんとありました。ここのところ、1000kmくらい走ると必ずロアレベルくらいまで減っていたので、また補給しなければいけないのかとジョニーさんは思っていたようですが、今回はそのような減りは見られませんでした。
 
以上となりますが、ベテランの方々には釈迦に説法的な話しで申し訳ありません。
少しでも参考にして頂ける部分があれば、幸いでございます。
 
それでは、皆さま元気にオートバイをお楽しみ下さい。
                                    管理人