カブ吉くん メンテナンス(ハンドル廻り編)その一

 皆さまこんにちは、スーパーカブ耐久チャレンジの管理人です。

 

 今日は、ハンドル廻りのメンテナンスについて少しお話しをしたいと思います。

しかし、ただ『ハンドル廻り』と言っても、一体どこら辺の事を指しているのか、何か今一つピンとこない感じがあります。それなので、現在までにカブ吉くんに実施した『ハンドル廻り整備整備記録』なる一覧表を作ってみました。下記に貼り付けますので、ちょっとご覧になって頂けると幸いです。

f:id:cub-taikyu:20190928184113j:plain

f:id:cub-taikyu:20190928184202j:plain

 2010年7月から走り始めてから現在に至るまで、『カブ吉くんのハンドル廻りは、こんな整備(部品交換等)がされて来たのか』というのが良く分かって頂ける事と思います。

 今日からは、この中から順番に、ヘッドライトバルブ、スピードメータ関係及びスイッチ類について話しをして行きたいと思います。

 

【ヘッドライトバルブ】

 JA07型スーパーカブでは、同車種シリーズとして初めて『マルチリフレクターヘッドライト』が採用されました。当然、歴代のスーパーカブの中では一番のヘッドライト性能を持っている筈です。JA07型となり様々な機能が変更になったスーパーカブ110ですが、ジョニーさんはこの『マルチリフレクターヘッドライト』に関しては、特に期待を持っておりました。

 しかし、『カブ吉くん 月まで走れ(小説)-3』の中でも触れていますが、ジョニーさんがカブ吉くんに乗るようになって真っ先に感じたことが、『う~ん、ライトがまだ、微妙に暗いんじゃないの?』という事だったのです。

 

 カブ吉くんが走り始めた2010年7月、慣らし運転のほとんどは夜間走行でした。そして翌月の8月には、毎週『道志みち』を通って富士山まで湧水を汲みに行くというツーリングを実施するようになっていました。

 この『水汲みツーリング』ですが、昼間だけの移動なら良いのですが、場合によっては夜間の走行を余儀なくされる時もあります。そうすると、この真っ暗な『道志みち』が、逆にヘッドライトの格好のテストの場となるのです。

 8月の初旬から中旬にかけて、ジョニーさんとカブ吉くんは3回の『水汲みツーリング』を純正バルブで走行しました。市街地走行ではあまり問題を感じないのですが、『道志みち』に入りメインビームでの走行が主体となると、その問題が持ち上がって来ます。純正バルブでは、どうしてもボーっと遠くを照らしてはいるのですが、その中に芯が出ないのです。個人的な好みもあるのですが、ジョニーさんはこういう照射パターンが好きではありません。そして、その結果として『夜間走行のアベレージを安全に向上する為には、もう少しヘッドライトの性能を上げたいよな~』という結論になったのです。

 しかし、そうとは言いながらJA07型スーパーカブの耐久性を確認する意味でも、基本的にノーマルから大幅に改造はしない事が大前提ですので、その対応策は結局限られたものになりました。そうです、純正バルブと消費電力も全く同様の『高効率バルブ』への変更です。

 この『高効率バルブ』への変更は、ロービーム時の照射範囲が狭くなる問題はありましたが、メインビーム使用時に照度がやや向上し、純正バルブに比べてややはっきりと芯が出来ている事などが確認できました。

 それでも、ジョニーさんの求めるヘッドライト性能を考えると、ノーマルを60パーセントとすれば、『高効率バルブ』装着時は70パーセントくらいという、まだまだの評価にしかならないようですが……。

 また、この『高効率バルブ』には、純正バルブと比較して大きな問題点があります。それは、バルブ寿命の問題です。純正バルブは、吉村さんに聞くと『あまり切れねぇな~、4万キロくらいは持つんじゃねぇか~?』という回答を頂きました。

 一覧表を見て頂けると分かるのですが、カブ吉くんは2019年4月までに14回も交換しています。特に2014年ごろ迄は、1万キロくらいしか寿命がありませんでした。しかし、2015年以降に交換した同じ『高効率バルブ』たちは、軒並み2万キロを超える寿命となっています。製造メーカー様が、耐久性に関する部分を、何か変更されたのかもしれません。そうであれば、それはそれで大変うれしい事です。ヘッドライトバルブ1本にしても、決して安い値段ではありませんし、『中長距離ツーリングの途中で切れてしまうとシャレにならない』と、ジョニーさんも言っておりましたから……。

 

 そういう事で、ヘッドライトバルブに関しては、しばらくはこのまま『高効率バルブ』を使い続けていく予定のようです。

 でも、先日ジョニーさんと吉村さんの会話を聞いていると、こんな話しが耳に飛び込んで来ました。

 

『ねぇ、吉村さん、カブ吉のヘッドライトユニット径って130mmだったよね?』

『あぁ、確かそうだったと思うな』吉村さんが返事をすると、

『そうだよな~、ちょっと加工すれば昔の丸目4灯のユニットが使えそうだよな~』

『でも、H4だぞ……』吉村さんが答える。

『まぁ、バルブは加工出来るからね』

 

 ACジェネレータの発電容量の問題もあるので、なかなか簡単にいい方法が見つかる訳ではないのですが、ジョニーさんの頭の中には何らかの秘策があるようなので、いつか実現の運びとなるかもしれません。補助灯を追加するというような単純な方法ではなさそうなので、今後の展開を楽しみにしていたいと思います。

 

(その二)に続く

                                   管理人