2013年 カブ吉くん走行データをアップしました

 皆さまこんにちは、スーパーカブ耐久チャレンジの管理人です。

 

 2013年のジョニーさんは、年明け早々から大変元気でした。昨年の和歌山ツーリングまで使用していたシュラフが大分くたびれて来たので、年末にそれをM社製の『国内2,000m級の冬山で使用できる』というシュラフに更新したのです。

 それが嬉しくてしょうがないジョニーさんは、正月早々にも関わらず、無謀にも『御前崎短距離キャンプツーリング』などというものを企画致しました。

 人間というのは不思議なもので、何か新しいものを手に入れると、『それを試さずにはいられない』という種類の人々が、一定数は確実に存在するようです。ジョニーさんも間違いなく、その一人であります。

 

 ジョニーさんとカブ吉くんは1月3日から5日までの2泊3日の日程で、御前崎をツーリング先の固定キャンプ地とするツーリングを実施しました。初日はのんびり10時くらいに自宅を出発をして、宿泊地である御前崎までの移動となります。途中、富士山の麓を通過する国道246号線の『道の駅ふじおやま』のあたりでは、小雪がちらつく中での走行となりましたが、その後は大きな問題もなく宿泊地に到着する事が出来ました。

 到着後は、さっさとテントを張り、ツーリングに出た時のジョニーさんの密かな楽しみである『晩酌』を軽く楽しみつつ、早めに就寝を取ります。就寝時の気温は3℃くらいでした。

 翌朝は5時ごろには起床します。起床時の気温は1℃でした。新しいシュラフは非常に快適で、全く寒さを感じる事無く、快適な睡眠をジョニーさんに提供してくれました。

 日の出を待つ間に、お湯を沸かしてインスタントのお味噌汁を作ります。そして、その暖かいお味噌汁をそっと口に含み、ゆっくりと身体の中に流し入れます。暖かさが全身に広がって行くのを感じながら、前日に用意してあったおにぎりを頬張ります。

 決して豪華な朝食ではありませんが、丸い水平線を見ながら刻一刻と色が変化していく海と空を眺めながらとる食事は、ジョニーさんにとっては非常に贅沢な至福の時間となります。

 その後、日の出を十分に堪能したジョニーさんとカブ吉くんは、この日の予定である『伊良湖岬往復ツーリング』に出発します。途中、浜岡原子力発電所の『浜岡原子力館』に立ち寄ります。開館時間よりずいぶん前に着いてしまったので、近所のハンバーガーショップで、文庫本などを読みつつ時間をつぶします。

 浜岡原子力発電所では、現在発生する確率が非常に高い『東南海地震』の津波対策として、延長1.6kmにも及ぶ『高さ18mの防波壁』が建設中であります。ジョニーさんは、この高さ18mにもなるの巨大な建造物だけでも十分にインパクトを受けたようですが、昨年12月に『それでは高さが不十分』と言う事を、中部電力が自らの試算基づき発表したので、更に4mのかさ上げ工事を実施する事が決まったそうです。

『そんな事しても、自然に力に人間は敵いっこないと思うんだけどな……』と、この件に関してはジョニーさんは懐疑的です。

 その日は、その後伊良湖岬まで行って帰って来るという単純な走る事中心の一日となりました。

 御前崎に戻ったジョニーさんとカブ吉くんは、そこでもう一泊して、翌日帰途に着きました。全行程774kmのショートツーリングとなりました。

 

 この年はもう一つ重要なツーリングを実行しています。それは、ゴールデンウイークを利用して実施した、『東北太平洋岸ツーリング』です。

 『東日本大震災』の発生したあと、すぐに現地復旧の仕事で仙台に行っていたジョニーさんですが、それ以外の地域の被災状況を直接見てきた訳ではありません。そこには、ジョニーさんが想像している以上の事が間違いなく起こっていたはずです。テレビ等の画面の中で見るのと、実際の状況を直接見るのでは天と地ほどの開きがあります。

ジョニーさんは、どうしても自分の目にその光景を焼き付けておく必要があると考えていました。

 4月30日に東京を出発して、その日は石巻まで走ります。そこで一泊し、翌日は早朝から旧北上川石巻湾に注ぐ一帯をカブ吉くんと一緒に走ります。その時、朝日に照らされてジョニーさんの目に飛び込んできた光景を、ジョニーさんは一生忘れる事はないでしょう。

 人間が造った建物や道路などの人工物だけでなく、人々が築き上げてきた暮らしを一瞬にして、すべて根こそぎ持って行ってしまった自然の驚くほどの力です。

 すべての物がなくなってしまった、かつての街の中心地にジョニーさんは一人ポツンと佇んでいます。傍らに停まっているカブ吉くんのハンドルに軽く手を添えて、ジョニーさんは小さく呟いた後、絶句してしまいます。

 

『一体どんだけの事が起こりゃ~、こんなふうになっちまうんだ……』

 

 

 その後、女川町経由で陸前戸倉から国道45号線に戻ります。そして南三陸町気仙沼市陸前高田市、大船渡市、釜石市大槌町、山田町、宮古市へと、言葉少なに一気に走りつないで行きます。宮古市に到着する頃には、とっぷりと陽も暮れて、やや強めの雨が降っていました。この日は、宮古市泊りとなります。

 翌日は、天候も回復し朝から更に国道45号線を下り込みます。岩泉町、田野畑村普代村、野田村、久慈市まで走ります。ここから先あと70kmほど進めば青森県に突入となりますが、今回はこの久慈市が北上する最終地点となります。

 この日は、その後国道281号線を使って一気に内陸部に入り、そこから国道340号線を走り遠野市まで進みました。

 ツーリング4日目は、そのまま遠野市から国道283号線を少し走り、国道107号線を経由して北上市で国道4号線に乗ります。そして、そこから福島市まで一気に走り、その日を終えます。

 最終日は、東京までの行程となります。途中、国道4号線から少し外れて『白河の関』を廻り、国道294号線から国道293号線とつないで、また国道4号線に戻ります。もうここからは寄り道なしで、東京を目指します。

 

 結局、この4泊5日の『東北太平洋岸ツーリング』は、全行程1,738kmの旅となりました。使用した燃料は、29.03Lで、燃費は59.87km/Lです。

 

 詳細は、また別の機会に記事にしたいと思いますので、宜しくお願い致します。

 

                                    管理人

  

f:id:cub-taikyu:20181129225253j:plain

f:id:cub-taikyu:20181129225303j:plain

f:id:cub-taikyu:20181129225329j:plain

f:id:cub-taikyu:20181129225344j:plain