スーパーカブ 耐久チャレンジ

JA07型スーパーカブの耐久性を検証するブログです。

2019年7月 カブ吉くん 近況報告

 皆さまこんにちは、スーパーカブ耐久チャレンジの管理人です。

 

 ジョニーさんとカブ吉くんのいる東京を含む関東甲信地方は、梅雨明けが6月中となった昨年とはうってかわって、今年の7月は日照時間が短く、気温もあまり上がらず、雨の量も多い梅雨となりました。また、雨の降り方も昔のように静かにシトシトと降り続くような雨ではなく、突然バケツをひっくり返したような豪雨となる事が多くなった気が致します。

 そんな理由もあり、ジョニーさんのレインスーツは先月と同じように、今月も大活躍となりました。ジョニーさんが今使用しているレインスーツの透湿性能はそれほど高くありませんが、今年の7月は中旬くらいまで気温があまり上がらなかったので、なんとかしのげたようです。

 そして、ジョニーさんをサポートするようにカブ吉くんも頑張りました。先月も書きましたが、この時期の走行距離はあまり延びないのが普通なのですが、今月のカブ吉くんは東京エリアから神奈川エリアを広範囲に走り回り、2,125kmを記録しました。非常に強い雨の中での走行もありましたが、大きなトラブル等もなく走行を続けています。月間平均燃費についても、最終的には今年初めて60km/ℓを超える数値を記録しています。エンジンオイルの消費量も、1,500kmを超えたあたりで100~150ccを補給するような感じで、大きな変化はありません。

 逆に、このような不順な天候がつづくと、ジョニーさんの体調の方が心配になってきてしまうほど、カブ吉くんの調子は『ごくごく普通』に推移しています。

 マフラーからの煙も、渋滞に巻き込まれてエンジンオイルの温度が上がった時に、若干確認することが出来ますが、それ以外ではまず確認することはありません。低速トルクが少し減った感じはしますが、先日も早朝から『東京ゲートブリッジ』を行ったり来たりしてみましたが、4速のままでぐんぐんと他の車両と同様に坂を登って行くカブ吉くんに、大きな問題を感じる事はありませんでした。

 現在使用しているG2(10W-40)より硬いエンジンオイルを使用する予定はないので、この猛暑と予想されている夏をどんな感じで走り抜ける事が出来るのか、もう少し様子を見てみたいと思います。

 

 話しは変わりますが、ジョニーさんとカブ吉くんは、先日相模湖方面に行った際に、平日だったので久しぶりに国道20号線『大垂水峠』を走ってみたそうです。

 昔は『西の六甲、東の大垂水』と言われるくらいに、コーナーリング大好きライダー達の集まる場所だったのですが、1980年代の空前のバイクブームを迎えた際に、ここで小排気量車の事故が相次いだため、『土曜・日曜・休日125cc以下通行止め』の通行規制が現在まで続いています。

 その日は、相模湖方面から八王子に向けて走行をしたのですが、ジョニーさんとカブ吉くんの前に珍しく先行車はおらず、結局『高尾山口駅前』の交差点まで単独走行となりました。峠のほとんどのコーナーに段差舗装が施されているので、快適なコーナーリングなどは出来ないのですが、ほかの車両がまったくいなかったので、ジョニーさんはそれなりに楽しめたようです。しかし、ライディングとは別に『もうそろそろ、この規制も見直してくれればいいのに……』という複雑な思いも感じたようで、ジョニーさんは久しぶりにもやもやとした気持ちになりました。

 

 7月31日(水)の午前中に、仙台管区気象台から『東北北部が梅雨明けしたとみられる』との発表がありました。前日の30日(火)に東北南部も梅雨明け発表があったので、これで梅雨のない北海道を除いて、すべての地方で梅雨が明けた事になります。

 

 いよいよ、猛暑の夏本番の始まりとなります。

 ジョニーさんは、真夏の太陽の熱を受けて陽炎が立ち上るような道路を走行していると、40年以上前に北海道を目指して東北地方をひたすら北上していた時の事をいまだに鮮明に思い出すそうです。

 その時の目の前に広がる景色、真っ青な空、太陽を反射するクロームメッキ製のフロントフェンダー、前方や左右に映るライディングしている自分の影……。

 こんな事を瞬時に思い出させてくれる『オートバイ』というのは、本当に不思議な乗り物ですね。

 

 それでは皆さま、水分補給を十分にしながら、熱中症と事故に注意して、真夏のライディングをお楽しみください。

 

                                    管理人

 

2019年7月末日現在 全走行距離 227,473km

(7月走行距離 2,125km  燃費 60.54km/ℓ)

月まであと、156,927km