スーパーカブ 耐久チャレンジ

JA07型スーパーカブの耐久性を検証するブログです。

2023年4・5月 カブ吉くん 近況報告

【 小浜お箸買出しツーリング 】

 

 皆さんこんにちは、スーパーカブ耐久チャレンジの管理人です。

 

 例年ですと、ジョニーさんにとって年度末が終わった翌月の4月という『月』は、繁忙期の煽りは一時的にあるものの、それ程仕事が立て込むということはないのが通例でした。

 しかし、今年のジョニーさんの『4月』は、ゴールデンウィークが始まる29日と30日以外の土曜日と日曜日は、すべて現場の仕事が入っているという、とんでもない状況となっておりました。

 そして、その現場仕事をジョニーさんと一緒になって懸命にこなしてくれる同僚たちからも、

 

「な~に仕事やめるの決めてから、ぱかぱか仕事取って来ちゃってんのかな~。今頃『おれは仕事できるんだアピール』したってもう遅いんだからね~」

 

などと、とうとうからかわれる始末です。これには、ジョニーさんも苦笑いをするしかありません。

 そんな気の置けない同僚たちとの仕事なので、なんとか気持ち的に持ち堪えてはいるのですが、でも実際身体の方はもう完全にヘロヘロ状態のジョニーさんでありました。

 また、耐久チャレンジ的にみれば、これだけフルに仕事で動いていればカブ吉くんの走行距離も随分と伸びそうなものですが、いかんせん仕事の場所がいつもの川崎の現場と千代田区界隈の現場がメインなので、残念ながらカブ吉くんの走行距離はあまり伸びないのです。

 ひょっとすると、こんなところもジョニーさんの元気を奪ってしまう一因となっていたのかもしれません。

 

 さあ、そんな大忙しの状況の4月ではありますが、ジョニーさんはなんとか暇を見つけてカブ吉くんのリヤタイヤ、ブレーキシュー、エンジンオイルの交換を吉村さんにお願いします。

 

「ジョニー、こんな仕事ばっかりやっててボロボロになっちまって、この状態で5月の連休に本当に走りに行けるのか~?」

 

カブ吉くんのリヤタイヤを外しながら、吉村さんは心配顔で声を掛けます。

 

「どうなんだろうねぇ……、なんかほんと疲れちゃったなぁ……。一応仕事は28日から休みなんだけど、1日と2日は月末の締めをやんなきゃならないし、7日は思いっきり現場だしな~。ほんとにどうしようかな~……」

 

 ジョニーさんとしては、2018年以来となる宿泊ツーリングに出掛けたい気持ちは山々なのですが、この時点では心と身体のバランスがうまくとれず、実行するかどうかは微妙な雰囲気となっていました。

 

「まあ、この連休に無理して走らなくったって、8月以降はいくらでも走れるようになるんだからなぁ、慌てることはねえやな。 いいな~ジョニー、いよいよ学生の頃に戻ったみてえになるわけだな」

 

吉村さんは、カブ吉くんのリムの内側の錆を真鍮ブラシを使って丁寧に落としながら、ニヤリと笑います。

 

「それはそうなんだけどさぁ……。8月は暑くてな~、走るのはやっぱり5月がいいんだよね~。田んぼに水がはられて、田植えも始まるしさぁ。山に自生してる藤の花も綺麗だし、そんな景色を見てるだけで、なんだかどんどん元気が出て来る気がするんだよね~」

 

自分で喋りながら、そんな光景がふと脳裏に浮かんだのか、ジョニーさんの顔に少し生気が戻ります。

 

「確かにな~。稲の苗が植えられた田んぼには、なんとも言えない美しさがあるよな~。 よし、カブ吉は整備完了だ。ブレーキカムもグリスアップして動きも上々だし、ホイールベアリングも問題なしだ。ジョニー、5千キロでも6千キロでも好きなだけ走って来ていいぞ」

 

吉村さんのそんな元気な言葉に送られて、ジョニーさんとカブ吉くんは家路につきます。

 

 その後、ほんの数日ではありますが、ジョニーさんはカブ吉くんの新しいリヤタイヤ(BSエクセドラG556)の皮むきと、リヤブレーキシュー(純正)の当たりに気を留めながらライディングします。

 交換前まで履いていたタイヤは、昨年の4月の使用開始から約一年、21,449kmを走行し、残り1.5分山(スリップサインの出る少し手前くらいです)の状態でした。さすがにこのくらいまで減って来ると、路面の衝撃を吸収するキャパシティが減少してしまうので、新品タイヤと入れ替えた時の乗り心地は雲泥の差となります。

 ジョニーさんはこの時とばかりに、新しいタイヤのトレッドがしっかりと路面を掴み、しなやかに衝撃を吸収してくれるのを感じながら、神経を集中してライディングを愉しみます。

 

「カブ吉~、やっぱりタイヤが新しいっていうのはいいな~。どこまでも走って行きたくなるもんなぁ」

 

 一年ぶりの味わう感覚に、ジョニーさんは大満足です。また、不思議なもので、乗り役がこういう気持ちになると、いろんな意味で物事はいい方向に進んで行きます。

 5月の連休の予定も、ちょうどジョニーさんが家のみんなが食事に使っている箸(若狭塗り箸)が大分痛んできているのを見て、『じゃあ、ちょっと小浜まで新しい箸を買いに行って来るか~』と、ジョニーさんが思わず口を滑らせたのをきっかけに、家族一同『そうだ! そうだ!』『やった~! 新しい箸だ~!』という、いつもの軽いジョニー家のノリで冒頭の『小浜お箸買出しツーリング』が瞬時に決定されたのでした。

 

[5月3日水曜日]

 本来なら、ツーリングの前日までには全ての準備が終わっていなければならないはずなのですが、今回はどうした訳かジョニーさんの準備がなかなか進みません。

 結局、出掛ける直前までバタバタと準備は続き、挙句にのんびりと朝ご飯を食べて、大好きな朝の連続テレビ小説を観ていたジョニーさんは、ようやく8時45分に家を出発します。

 ジョニーさんは練馬の自宅から西に向かうツーリングの際は、だいたい千川通りを下り込み、いつもの井荻のガソリンスタンドでカブ吉くんに給油をするパターンなのですが、この日は出発時間が遅かった事が災いしたのか連休のせいなのか分かりませんが、ガソリンスタンドは給油待ちの車両で大混雑です。

 

「ありゃりゃ、ダメだわこりゃ……。 でも、まあいいか~、4月末に給油してから全然走ってないし、このままいつもの茅野のスタンドまで行っちゃうか~」

 

 ジョニーさんは、いつもの休日と違い微妙に交通量が多い新青梅街道を下り込みながら、茅野までどの道を通って行くかを真剣に考えます。長年の経験から、どの道がどんな具合に混むかは大体分かっているのですが、出来るだけストレスなく移動できるルートを選択して走ります。

 最終的には甲州街道(国道20号線)を走る事になるのですが、ここで考えなければいけない事は、『じゃあ、実際にどこから、その甲州街道を走り始めるのか?』という問題です。

 しかし、今年のジョニーさんはなんだか変です。あまり工夫もなく中央道の国立府中ICの手前から甲州街道に出てしまいます。

 

『お~、混んでる混んでる! 全然ダメだなこりゃ! イッヒッヒッヒ』

 

 ここでようやく『真面目に走れスイッチ』が入ったジョニーさんは、甲州街道を南に迂回するルートに転進します。浅川沿いを西進し、平山城址公園駅を過ぎたあたりから北野街道へとカブ吉くんを走らせて行きます。そして、長沼駅入口の信号を11時方向へと進み、八王子みなみ野駅方面に向かって行きます。

 

「なんだか甲州街道の渋滞を避けてるうちに、親父の墓参りコースに乗っかっちまったな……。まあ、なんだかトイレにも行きたくなってきたし、ちょっとお墓にでも寄ってくか~」

 

 その後、お墓に到着したジョニーさんは、お墓の簡単な掃除をし、お父様が大好きだった缶コーヒを供えて、お線香をあげます。

 ちゃんとした墓参りではない事の詫びと、家族の近況報告、これからツーリングに行く事を報告して、突然の墓参りは完了です。

 ジョニーさんのツーリングは、いつもあまり真面目に計画を立てていないので、いろんな事が起こるのは当たり前なのですが、今回の『突然の墓参り』は管理人もまったく想像が出来ませんでした。 渋滞を回避しながら、予定がどんどん遅れていくにも関わらずの『墓参り』には、感動すら覚えます。ジョニーさん、お見事です。

 

 さあ、そんなジョニーさんとカブ吉くんは、この先町田街道を経由して、圏央道の高尾山IC付近で再び甲州街道に合流していきます。

 大垂水峠に向かって走って行くジョニーさんとカブ吉くんの前に先行車はおらず、何だか一瞬、このルート選択がすごくうまく行っているような気がしてしまいます。

 しかし、この状況は『うかい鳥山』への入口を2キロほど過ぎたところで、数珠つなぎになった四輪車のストップランプが見えた瞬間にあっさりと終わりを告げます。

 この大垂水峠の手前から始まった大渋滞は、予想していた相模湖駅前の交差点で終わらず、結局相模湖IC手前の四輪車同士の事故現場まで続くことになります。

 カブ吉くんは、今回二泊三日のツーリング予定なので、前かごには寝袋を格納し、銀マットを縛り付けてあります。リヤにはいつものビジネスボックスの他に、テントや衣類が入ったサイドバッグが二つ取り付けてあります。そんな普段とは違った重装備のカブ吉くんを操りながら、ジョニーさんは慎重に先を急ぎます。

 

「カブ吉~、やっと渋滞を抜けたみたいだな~」

 

相模湖ICを過ぎて、ようやく流れ始めた甲州街道を楽しそうに走りながら、ジョニーさんはカブ吉くんに声をかけます。

 ここからは、交通量は多いものの上野原から大月へと順調に進んで行きます。大月の街並みを抜け中央道大月インターを過ぎると、江戸時代から日本酒を造り続けている笹一酒造の工場が左手に見えて来ます。そして、ここを過ぎると道は上り坂になり、新笹子トンネルに向かってジョニーさんとカブ吉くんは、大型トラックの後ろをぐんぐんと登って行きます。

 そして、全長2,953mの新笹子トンネルを抜けると、道は一気に下り勾配となり、勝沼へと駆け下りて行きます。

 ジョニーさんとカブ吉くんは勝沼バイパス、甲府バイパスと走り継ぎ、一宮、石和、甲府竜王と順調に進んで行きます。

 進行方向左側に南アルプスの山並みを見ながら、右奥には八ヶ岳まで見えるという、山好きのジョニーさんにとっては最高のシチュエーションです。

 その後もジョニーさんはカブ吉くんを淡々とライディングし続け、ようやくいつもの茅野のガソリンスタンド到着します。時刻は15時10分をまわっています。

 

「さあ、カブ吉~、ちょっと遅くなったけど昼ご飯も食べたんだから、次は岐阜のあたりまで頑張るぞ~」

 

 二人共ども新たに気合を入れなおして、元気にガソリンスタンドを飛び出して行きます。

 ここからのルートは、国道152号線を使って杖突峠を越え、高遠からは361号線を使って一気に伊那を抜けて国道19号線まで走ります。今日は時間が大分押しているので、あまり面白くないルート選択ですがしょうがありません。

 国道19号線に出たジョニーさんとカブ吉くんは、上松、南木曽、中津川、恵那という具合に、国道21号線に入る土岐までどんどん進んで行きます。

 途中、中央自動車道と並行して走る武並の辺りで少し流れが悪くなりましたが、そこをクリアするとまた快調な流れに戻ります。瑞浪をすぎる頃には、完全に日も落ちてしまいましたが、二人の走るペースに変わりはありません。

 土岐で国道19号線から21号線に入り、最初のコンビニエンスストアでジョニーさんは簡単な夕食をとります。

 あとは、明日の早朝からの走りに支障が出ないように、カブ吉くんにご飯を食べさせてやれば、今日中にしなければならない事はほぼ完了となります。

 今日は長浜泊まりの予定なので、明日の朝はそんなに早く走り始めなくても大丈夫です。あまり早く走り始めても、お箸を買いに行くお店が開いていません。

 20時48分、国道21号線坂祝(さかほぎ)バイパス鵜沼ICを過ぎたあたりで、カブ吉くんにこの日最後の給油をします。結構遅い時間の給油となりましたが、まだまだ他のガソリンスタンドも開いており、岐阜に向かって行くこの地域ではまったく問題ありません。でも、土地勘のない地域を走行する場合は、早め早めの給油を心掛けた方がいいと思います。場所によっては、19時くらいにガソリンスタンドが閉店してしまう地域もありますから……。

 お腹をしっかりと満たした二人は、その後岐阜から大垣へと順調に走行を続け、関が原からは国道365号線にルートを変更し、23時前に宿泊先の長浜に到着しました。

                          本日の走行距離 468km

 

[5月4日木曜日]

 昨晩の到着が遅かったので、今朝は少しのんびりした出発になります。ゆっくりと朝ご飯を食べてコーヒーを飲み、胸いっぱいに新鮮な空気を吸い込んだら、ツーリング2日目のスタートです。

 ジョニーさんとカブ吉くんは、まだ交通量の少ない長浜市街を横切り、琵琶湖東岸の湖周道路に出ます。

 

「いい天気で、最高に気持ちがいいや。カブ吉~、しばらく琵琶湖の周りを走ってから小浜に行こうな~」

 

 カブ吉くんの調子もまったく問題なく、ジョニーさんはご機嫌です。その後、湖周道路から一度国道8号線を走り、塩津の交差点を左折して国道303号線に入って行きます。そして、4kmほど走りJR湖西線のガードをくぐったら大浦口の信号を左折して、再び琵琶湖の畔を目指します。

 とは言っても、今日は湖岸集落のある菅浦方面には行きません。大浦の信号を右折して、今津浜の辺りまでのんびりと湖岸に一番近い道を流していきます。

 

「それにしても、今年は随分と道が真っ茶色だな~。まあ、それだけ消雪パイプが活躍したって事か……」

 

 湖岸の道沿いに建ち並ぶ住居の軒先をかすめるように走りながら、ジョニーさんが何気に呟きます。

 この湖北地域(旧余呉町)の気候というのは特別なもので、若狭湾を入口として入って来る日本海気候の影響を大きく受け、近畿地方に位置する滋賀県ではありますが、日本最南端の特別豪雪地帯に指定されているのです。

 若狭湾から入って来る大量の水分を含んだ雪雲は、伊吹山にぶつかりながら南下を続け、関ヶ原を抜けて養老山系にぶつかって上昇し、多量の雪を降らせます。

 皆さんも新幹線や名神高速を利用した際に、『この地域だけ大雪になっていた!』などという、経験がおありになるのではないでしょうか?

 ジョニーさん自身も若かりし頃、冬場に関西方面に出張で来ると、関ヶ原の辺りでは結構高い確率で雪に遭遇していたような気が致します。

 消雪パイプが埋められた道路を走りながら、そんな昔の思い出も含めて、いろいろな場面が瞬時に頭の中に浮かんでくるなんていうのは、ジョニーさんにとっても、カブ吉くんと一緒に走るツーリングの中でも、かなり大きな楽しみの一つなのかもしれませんね。

 

 今津浜まで来たジョニーさんとカブ吉くんは、ここで小浜方面に進路を変えます。県道54号線を経由して、国道161号線の下をくぐり、そのまま国道303号線に入って行きます。ここまで来れば、目的地はもう目と鼻の先です。

 

 国道303号線を約15kmほど走り、国道27号線を経由して小浜の市街地を目指します。そして、東小浜駅の入口の信号を通り過ぎ、南川の橋を渡ってすぐの信号を右折して国道162号線に入って行きます。小浜の駅前を通り過ぎ、NTT前の交差点で一瞬港に行くか迷ったジョニーさんでしたが、すぐにその考えは打ち消されます。

 そのまま162号線を走り続けたジョニーさんは、お箸のお店に着いた後、自分も含めた家族四人分の『若狭塗り箸』を慎重に吟味していきます。

 現役を退くジョニーさん用はやや控えめに。それに代わる役目を担う奥様と隼人くん用は、落ち着きがありながら煌びやかに。おばあさま用は質素でありながら明るくという、それぞれの条件に合う箸を探すのは、なかなか大変な仕事です。

 30分ほどの時間を掛けて、どうやら納得できる『お箸』をジョニーさんは見つけたようです。

 さあ、この買い物が終わるとあとは帰るだけだと思うのですが、大好きな小浜に来たジョニーさんには、ちょっとした別の計画があるのです。お店を出た時刻は、9時40分になったところです。

 また、『ジョニーさんなら頑張って走れば2日間で済んでしまいそうな約1,000kmのツーリングが、何故2泊3日行程なのか?』という問題にも大きく関連しています。

 時刻は10時になりました。ジョニーさんはお財布と着替えを持って、いそいそと『お風呂』に向かって行きます。そして、のんびりと小浜の港を眺めながらお風呂に浸かり、出てからは大好きな『サバ』のご飯を食べるのです。

 このジョニーさんにとってのスペシャルタイムが終わって、再び帰りのツーリングモードになるには、どうやっても13時頃になってしまうのです。

 

 この後、この日の小浜スタートは、結局13時20分になってしまいました。いつもと同じパターンです。こうなってしまうと、伊那か高遠に泊まるのはほぼ確定です。

 走り出したジョニーさんとカブ吉くんは、一路東京を目指します。ルートは基本的におなじなのですが、帰りは南木曽から国道256号線を使って飯田にまわり、そこから国道153号線で伊那に向かうルートになりました。カブ吉くんは、途中2回の給油をしながら快調に進みます。その後、予定通りと言っては語弊がありますが、時間切れとなり高遠泊まりとなりました。

                          本日の走行距離 468km

 

[5月5日金曜日]

 この日の朝、高遠は6℃近くまで冷え込みました。ジョニーさんは、朝からありったけの衣類を着込んで走っています。

 杖突峠を越えて茅野に下り、いつものガソリンスタンドで、ツーリング途中としては最後の給油をします。

 あとはひたすら甲州街道(国道20号線)を上り込むだけです。韮崎のあたりでは、みごとに真正面に見える秀麗な富士山の姿を満喫しながら、順調に東京を目指します。

 トイレ休憩で寄った新笹子トンネル手前の『道の駅甲斐大和』では、これから松本まで向かうというスーパーカブ90のライダーと少し話しをしたあと、互いの無事を祈って別れます。ジョニーさんは、こういう小さな出会いが割と好きです。

 その後は大きな渋滞に巻き込まれる事もなく、相変わらず二人は淡々と進んで行きます。

 上野原からは、ルートをあきる野経由に変更し、最後のスパートを掛けます。

 

14時01分、前方に吉村さんのお店が見えて来ました。

 

「吉村さ~ん! ただいま~!」

 

ジョニーさんは、カブ吉くんを店前の邪魔にならない所に滑り込ませます。

 

「おっ、ジョニー、いい顔して帰って来たじゃねえか~。どうだった~? 焼きサバ定食は美味かったか~?」

                          

                          本日の走行距離 234km

 

    3日間全走行距離 1,113km 3日間平均燃費 63.28km/ℓ

 

 

2023年5月末現在 全走行距離 314,561km

(4月走行距離 1,321km 月間平均燃費 59.45km/ℓ )

(5月走行距離 2,231km 月間平均燃費 62.23km/ℓ )

月まであと 69,839km